菓子屋横丁から近い一番街商店街の通りで買ったお茶が、予想外に主人のお気に入りとなっています。
お茶屋さんで休憩した時のお話と、主人のハートをわし掴みにしたお茶についての話です。
川越のおきな園に立ち寄ってみた
菓子屋横丁の寺町通り(川越ベーカリー楽楽やほくほくがある通り)を抜けて、鰻が有名なうなっ子の角を左に曲がると、一番街商店街の一角になります。
この通りには、水あめで有名な宇田川やさんや
コーヒーがおいしい小江戸coffeemame蔵
雑貨屋さん
などが立ち並んでいて、散策が楽しい通りなんです。
で、私が宇田川やの水飴を食べ歩きしていると、主人が一軒の店を真剣に覗いているんですよ(笑)
お店はお茶のおきな園。
で、主人が真剣に覗いていたのが、この文章。『色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす』と書かれています。
それから『狭山茶の発祥の地川越』、『川越の珍しいお土産ならお茶の素』とも書かれています。
狭山茶って狭山のお茶じゃないの?
ていうか、川越ってお茶有名だっけ?
川越の珍しいお土産・・・気になる・・・
しばらく外から覗いていたら、お店のおかみさんがお茶の試飲を勧めてくれたので、店内に入ってみました。
おきな園で狭山茶を頂いて一休み
お店の中には、椅子とテーブルが2ヶ所設置されていて、
お店のおかみさんから、「座るのはタダだから~♪」と店内に招き入れられ、「お茶も無料だから~♪」とお茶と羊羹(一口サイズ)を頂きました(^^)。
川越市内を何時間も散策した後だったので、暖かい日本茶と甘い羊羹に、私の疲れた体はめちゃめちゃ癒されました♪
お茶を頂いている間に、おかみさんから
- 昔の武蔵河越の頃は、有名なお茶の生産地だった
- 戦国時代に、生産者が減って、川越茶は衰退
- 江戸時代に、当時の製法を取り入れて狭山茶として復活
- 河越茶(狭山茶)は寒い時期に栽培されるので、旨みが凝縮されている
というような話を聞かされました。
言われてみれば、最近川越で「川越抹茶を使ったスイーツ」とか「河越茶ドリンク」などと、よく見聞きするけれど、そういう歴史があったからなんですね。
で、張り紙に書かれていた『川越の珍しいお土産ならお茶の素』として勧められたのが、お茶の粉入りのボトル。
味は
- 煎茶
- ほうじ茶
- 玄米茶
の3種類。
このボトル一本で湯のみ茶碗80~100杯のお茶が飲めるんだとか。
このお茶の素のいいところは
- 添加物は使用していない
- 茶ガラがでない
- 水にも溶ける
- 経済的
なんだとか。
100杯のお茶が飲めて、この値段なら・・・ということで、三種類試飲させて頂いた結果、試しに玄米茶を購入してみました。
川越の狭山茶販売店にはめられた!
家に帰って早速、お茶を入れてみることに。
お茶のボトルには、原料や
お茶の粉はさらさらなパウダー状。
添加物は入っていないそうです。
ボトルの口は小さくて、ひと振りすれば、1回分のお茶パウダーが出てくるようです。
目安は100ccの湯のみ茶碗にお茶の素0.3gですが、濃さはお好みですね♪
このお茶の素は、彩の国優良ブランド品に認定されているようです。
粉を入れた湯のみにお湯を注ぐだけなので、手間無く手軽にお茶を入れられました。
私はお茶の味に詳しくないですが、狭山茶(河越茶)は普通に美味しいと感じました。
普通に美味しいお茶を、お湯を沸かすだけで作れる!というのは、とっても便利かなと。
いちいち急須に茶葉入れたり、茶葉を捨てたり、急須を洗ったりする手間が全くなくて、美味しい日本茶が飲めるなんて、こりゃすごいな~と思ったのですが。
もっとやられたのが、うちの主人。
うちの主人は、毎朝、コーヒー豆を挽いてコーヒーを入れてくれてたんですよ。
朝から部屋の中に広がるコーヒーの香りを感じるのが、私の朝の楽しみだったんですけれどね・・・。
お茶の素を買ってから、全っっっっっくコーヒーを淹れてくれなくなった!!!(T_T)
しばらく我慢していたけれど、『たまにはコーヒー入れてよ』と言ってみたら、『お茶淹れてあげるよ』と言われてしまった始末。
休みの日も、気付いたらお茶淹れてるし(笑)
主人には珍しく、リピ買い決定だそうです^_^;
会社用にも買うそうです。
キャンプの時も持っていくそうです。
試飲させてもらったり、せっかくだから・・・と試しに買ったお茶の素にまんまとヤラれた感じです(笑)
ちなみに、お店に行かなくても、電話で注文すれば封筒に入れて送ってくれるんだそう。
でも、せっかくだから次回の川越散策の時に、再訪してみようと思います。
まとめ
お茶の素は、本当に手軽に美味しいお茶が入れられるので、茶葉は面倒で~という人には有難いかも!
おきな園のおかみさん、気さくにお茶勧めてくれるし、川越茶の歴史も教えてくれるので、川越散策の合間に立ち寄ってみるのも面白いかなと思います。